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2011年4月16日(土)

こんにちは。 大変ご無沙汰しています。このNEWSを一度、3月初旬に書き終えたのですが、実はアップする前に消してしまいました・・・。

ウェブを殆どアップ出来ていなかったにもかかわらず、度々ご訪問してくださった方々には感謝します、いつもありがとうございます! お待たせいたしました。

いろいろと言葉にするのは難しいですが、3月11日の東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。早や、1ヶ月以上が経った今でも、多くの方々がまだ大変な日々を送られていることに、深い同情を感じております。

そして、この状況下の皆さんの我慢強い態度と礼節に、日本人として誇りを感じています。 くれぐれもお体にはお気をつけてお過ごし下さい。 一日でも早く、皆さんに普通の日常が戻りますように、心からお祈りしています。 なんとか今を持ちこたえて、平和な未来がやってくるということを、どうか諦めないでいてくださいますように。

被災者の方々のために、なにか自分にもできる支援を・・・と、いま、日本中、世界中の人々が考えて行動しています。 小さなことでも、皆でがんばれば、大きな支援となることを信じます。 「一日一善」ではないですが、「いま、ここ」で、「誰にでも」できる支援があるはずです。

ご存知のように、非常時において、“アート”というものは、どうしようもなく無力なものです。 自衛隊や消防隊、警察官の方々、お医者さんに看護師さんなどは、直接的にものすごく役に立つ技術を持った人々です。 そして、災害ボランティアの方々、原発で自己を犠牲にして働き続けている名も無き作業員の方々とそのご家族にも、本当に敬意と感謝の意を表したいと思います。

アートは通常でも役に立たないものなので、こんなときは尚更、最も役に立たないものですが、いまは「なんでもできることから」・・・です。 アートは間接的になら、そして人の心の奥に入っていけたときには、微力でも、きっと何かの役目を果たすのだろう、きっとそうに違いない、と信じています。

この4月に神戸でチャリティー写真展に参加します。
では詳細を以下にお知らせいたします;

Socio Arte KOBE 2011

会期: 4月23日(土)~5月3日(火)

会場: Gallery TANTO TEMPO

〒650-0023
神戸市中央区栄町通2-1-3
謙昌ビル3F

開館時間:11:30AM ~ 7:00PM、水曜祝日定休

078-393-0810   info@tantotempo.jp
http://tantotempo.jp/

アクセス・地図: http://tantotempo.jp/newsite/access.html

 

この写真展には、国内外35名の写真家が参加し、総計150点の写真が展示される予定です。これらの写真の多くは、3000円~30000円という、通常より比較的安価な価格で販売されます。そしてこの展示の売り上げは、日本赤十字社などを通して東北の被災地支援の為にに寄付される予定です。私は、自分のロンドン時代に写した写真を展示する予定で、今回、その売り上げの全額を寄付させていただきます。

1995年1月17日に、地元の神戸で阪神淡路大震災が起きたとき、私は遠く離れたロンドンに住んでいました。 あの日は神戸の家族とも電話がなかなか通じず、自分なりにとても心配な思いをしました。 あの地震のニュースを知ったその時はすぐに帰郷したくとも、神戸への交通手段も皆無な状態で、しかたなくロンドンにとどまりましたが、精神的なショックが大きかったのもあり、急に英語が話せなくなってしまった、ということがありました・・・。 幸いにも、家族や親戚、友人は皆無事でしたが、ブラウン管をとおして目の当たりにした変わり果てた故郷の映像、それに対して、なにも出来ないでいる自分の救いようのない無力さに、打ちのめされた数ヶ月間を送りました。

今となってみれば、震災の半年前に日本を出たせいで神戸で被災せずに済み、自分はなんて恵まれていたんだろう、と思います。その反面、震災を故郷の人たちと一緒に経験しなかったことによる“罪悪感”はいまも拭い去ることはできないのですが、それも贅沢な感情だといえましょう。 あの震災の地獄から這い上がって、今を強く生きる神戸の人たちには、いまでもずっと頭があがりません。

この度、未曾有の自然災害となってしまった東日本大震災の被災地にも、
きっと将来、平和な日常が戻るはずだと信じています。

今回、展示予定の私の写真は、阪神淡路大震災の年である1995年に撮影されたもので、ロンドン時代に親切にしてもらった「レベッカ」という名のアーティストのポートレイト写真が主となります。

私がロンドンを離れてから5年ほど経って、レベッカから一通のメールが届いたのを最後に、その後はぷつりと連絡が途絶えてしまいました。 何年かが過ぎてから、「あのとき、突然の災難がレベッカに降りかかって、本当にとても大変だったらしい・・・。 いまはアートを通じたチャリティー組織のリーダーをしているらしい。」、ということを風のうわさで知りました。

災難というものは、いつも人を選ばずに急にやってくるのだろうけど、「時間が経てば絶対なんとかなるものだ、人間は想像以上に強いのだ」ということを、神戸の町の復興から、そしてこの友人の生き方からも教えてもらいました。

この写真は、いままでずっと「非売品」にしていたもので、このプリントを持っているのは、レベッカと彼女の家族と私だけ、という、自分にとってはとても思い入れのある貴重な写真です。 誰にも販売しない、と決めていたけれど、アーティストとしてチャリティー活動をしているレベッカのことだから、もしこのことを知ったらきっと彼女も喜ぶだろう、と思いました。 私一人からの支援ではなく、遠くにいるこの友人も一緒に、という思いを込めました。 是非ご一緒に、この支援の輪にご参加下さいますよう、お力を貸していただければ幸いです。


神戸とその近辺にお住まいの方は、どうぞこの展示に足をお運び下さいませ。 よろしくお願いいたします。沢山の作家の写真が展示される予定ですので、きっと「あなた好み」の、部屋に飾りたくなる写真が見つかるはずだと思います。 そして、プリントの購入が東北の方々への支援に繋がります。 みんなで、力を合わせましょう! どうぞよろしくお願いいたします!!

この展示期間の、だいたい前半頃までは、私もときどきギャラリーに顔を出せるかと思います。 このNEWSをご覧になって来廊をご予定してくださった方は、よろしければご一報くだされば嬉しいです :) よろしくお願い申し上げます!

それでは、皆さんにお目にかかれますことを楽しみにしています。

Reiko *** PS: えっと、個人的な伝言ですが・・・、「神陵台中学校の水泳部」の旧友の方、これをご覧になったなら、どうぞご一報ください。 スペシャルな「陵泳会」についての重要なお知らせがあります! よろしくです。