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2014年10月4日(土)

こんにちは。大変ご無沙汰していますが、皆さんお元気ですか? 忙しくしていましたが、私は元気にしています。 最近は、もうすぐ始まるスイスでの個展と、来年出版予定の新しい写真集とその記念個展の準備をしています。(来年の写真集はキューバで撮影したものです。)

はい、大変遅くなりましたが、2月の『Dreamscapes』展 in キューバ(ハバナ展と、サンチャゴ・デ・キューバ展)は良い感じで開催されました 。 2都市とも、オープニングには沢山の人々がおいで下さってとても有り難かったです。 展示にご協力下さいました全ての方々に心よりお礼申し上げます! 「キューバの印象」については後ほどに・・・。

サンチャゴとハバナの展示風景の写真です(写真をクリックすると拡大されます);

展示風景:サンチャゴ・デ・キューバ

展示風景:『Dreamscapes』展 in  サンチャゴ・デ・キューバ Centro Cultural Francisco Prat Puig

展示風景:ハバナ

展示風景:『Dreamscapes』展 in  ハバナ(The Provincial Center of Arts and Design

 

さて、ここで NEWS です!

個展『Miniascape Window(箱庭の窓)』が、この秋、スイスのバーゼルで開催されます! 詳細は以下の通りです;

Miniascape Window』by REIKO IMOTO

会期:2014年 10月23日(木)ー 11月29日(土)

会場:Oslo 8, gallery for contemporary photography
kunstfreilager
oslostrasse 8-10
4053 basel dreispitz, Switzerland

Phone: +41 61 272 5858, contact@oslo8.ch
http://www.oslo8.ch/Oslo8/current/reiko-Imoto.html

オープニングレセプション:10月23日(木)午後6時より

この個展は、スイス国内の文化イベントである CULTURE SCAPES TOKIO 2014 の一環として開催されます;

 

この秋、スイスにお越しのご予定の方は、私の展示とオープニングにもどうぞお立ち寄り下さい。どうかお目にかかれますように!

前記の 「キューバの印象」についてですが・・・、キューバの風景、人々とその暮らしぶり、芸術文化などなど、何を取ってみても「濃くて深い」という印象が残りました。1ヶ月間の滞在ではアート関係の方々との交流が主でしたが、キューバの人々は意外に日本の事をよく知っていました。丁度400年前にキューバを訪れた最初の日本人でお侍さんの支倉常長(はせくら つねなが)の銅像もハバナにありました。キューバには日本の伝統文化に興味がある人やら、折り紙の天才少女がいたり、日本のアニメが好きな若者も結構多かった。(どうやら、”アジア”からの海賊版アニメのビデオが売られているらしい(汗))。「どんなアニメが好きなの?」と、ある女子学生に参考までに尋ねてみると、(たぶん答えは、「ドラえもん」とか「セーラームーン」あたりかいな・・・、と思いきや)、な、なんと・・・、『AKIRA』と『Ghost in the Shell(攻殻機動隊)』がお好みだとか。想定外なお答えに、「クォリティー高っ!センス良さすぎ!」とビックリいたしました。

私の展示作品『Dreamscapes 』については、夢に対する「読み」や感じ方が深い人がいたりして、とても印象的でした。あと、展示の前後には、社会主義国っぽい(?)不思議な雰囲気の”記者会見”やら、現地のアーティストに向けてのトークショーなども開いて頂き、展示も含めて、いろいろと興味深い経験をさせて頂きました。日常生活において、人々は歌ったり踊ったりが大好きで、音楽とダンスがそこいら中に溢れていました。展示のオープニングパーティーなどでは、「日本の歌が聴きたい」と熱望され、普通ならそういう場所では絶対歌など歌わないところですが、陽気なキューバ人達の雰囲気に飲み込まれると、羞恥心よりサービス精神が勝つことになり、(昔、カラオケで歌った事がある数少ないレパートリーの中から)『上を向いて歩こう』と『島唄』をあっさりと歌うことに。何十人もの人の前で独唱するのは小学校以来のことでしたが、年を重ねるというのは恐ろしいことです。気付け薬にモヒートを一口いただくと、(日本語が分かる人が自分以外にいないのを良い事に、)うろ覚えのデタラメな歌詩の歌を、まことしやかに堂々と歌い切ったのでありました(笑)。それでも、喜んでもらえてなによりでした。

余談ですが、キューバの飲食物は、コーヒー、トロピカルフルーツ、魚料理など、なんでも美味しかったのですが、サンチャゴ・デ・キューバの路上で売られている「パステル」というクッキーが何とも言えず美味しくて、滞在中の超マイブームとなりました。(1枚10円ほどなのですが、大きくて丸くて、卵が効いたサブレのような生地にマンゴーなどのジャムがうっすらと入った素朴な味のクッキーです。)「もっかい、パステル食べたい!」という目的だけでも、キューバを再訪する価値があるほどの美味しさでした。あと、コーヒー農園を見学した時に頂いた、クリスタルマウンテンコーヒーの味も忘れられません・・・。

いろいろとキューバの印象を書きましたが、何と言っても、キューバの独特な教育制度や社会福祉保証制度の質の高さ、また、ヴィジュアルアートの質の高さには驚くものがありました。(音楽やパフォーマンスアートの素晴らしさは期待していた通りでしたが・・・。)絵画や彫刻など、それぞれのアーティストの独特のヴィジョンが興味深いテーマやコンセプトと共に、高度な技術を通して表現されていてました。とにかく、面白くて素晴らしいものばかりで、アーティスト達のアトリエを訪問させて頂く度に、「凄いなあ、いいなあ〜。」と感動しきりでした。キューバは、世界に広められるべき芸術の宝庫、と言っても過言ではありません。

それと、ハバナにある「ヘミングウェイの家」は、私が今までに見た家では、世界一綺麗で素敵な、そしてアートなお屋敷でした。(中には入れませんが、お庭から窓越しに覗けます。)キューバのおすすめの場所です!

ヘミングウェイのお風呂です。

ヘミングウェイのお風呂です。

ではでは、来年のキューバの写真集と展示を、どうぞお楽しみに!その前に、今年最後のスイスでの展示をがんばってきます。皆さんも、どうぞお元気で良い秋をお過ごし下さいね!またお会いできるのを楽しみにしています!!

Reiko